介護腰痛予防完全マニュアル|認知症の介護に困ったら

認知症の介護をしていて一番困るのはやはり腰痛。高齢者と言っても一人の人間を抱えるのは本当に大変です。腰痛をほっとくとあなたが動けなくなってしまいます。このサイトでは介護の際の腰痛を予防するためのさまざな方法について解説します。

認知症の介護で腰痛をおこす理由とは?予防のための3つの注意点

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認知症の介護に携わっている多くの人が腰痛で困っています。

ちょっとした事で腰を痛めてしまい、動くことができなくなって普段の生活が大変になってしまいます。

腰痛を予防するには、まず腰痛を起こしてしまう原因をしっかり理解することが大事です。

今回は介護の場面で腰を痛めやすい状況がどんな時かを解説します。

認知症の介護で腰痛になる原因は?

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ヘルパーの仕事をしている人はもちろん、毎日何らかの介護に関わっている人の多くが腰痛を経験しています。

もしかしたらあなたも今までに腰の痛みを経験したことがあるのでは?

介護を続けていく場合、普段から腰痛に対してしっかりと予防や対策を行わないでいると急に腰痛に悩まされることがあります。

さらには、腰痛のせいでしばらく介護を休んだり、ひどい場合には仕事に復帰できなくなってしまう可能性さえあります。

たかが腰痛されど腰痛です。

だから認知症の人の介護をしている方は腰痛を予防することが肝心であり、予防のためにはまずその原因を知っておく必要があります。

認知症介護での腰痛の原因

介護時の姿勢

認知症の介護をする人が腰を傷めやすい主な原因は、仕事をする、介護する時の姿勢にあります。

特に腰痛の原因になりやすい場面は「清拭」の時なんです。

(清拭とはオムツ交換して体を綺麗にする行為を示します。)

例えばおむつ交換はベッドに寝ている状態で行うことになりますが、オムツ交換の際には中腰の体勢で交換しなければなりません。

ただ交換するだけなら数分で済みます。

しかし尿や便を漏らしているとシーツまで汚していることがほとんどです。だからシーツ交換や肌の汚れまでキレイに拭いてあげることも必要となり、20分以上は中腰のままになることもざらにあります。

中腰の状態は下半身だけでなく、後背部の筋肉、さらに腰を中心に使います。ただ高齢になってくると後背部の筋力が低下していることが多いため中腰の状態が長く続くと腰に過度な負担がかかりやすく、腰痛の原因になります。

そのため清拭をする際には腰をいたわることが重要です。

さらに介護の場面では、入浴介助や食事介助なども同様で、立っている自分より低い位置にいる相手に対して数十分間の介助を行うことになります。そのためやはり前かがみや中腰の姿勢が続いてしまい、腰を傷めてしまうことが多くあります。

この点特に身長の高い人は負担が大きくなってしまうので注意が必要です。

基本的には介護する時の姿勢が腰痛の一番の原因になることを覚えておいてください。

 

介護対象の移動の手伝い

次に重いもの(つまり介護対象となる人)を抱えることも、腰痛の原因となります。

ベッドから車椅子への移動などで相手を抱えなければならないことが多く、しかも子供を抱っこする場合とは違って相手の方からもしがみついてくれるようなことはないため、相手の体重の全てを自身の体で支えきらなければなりません。

そうなるとどうしても腰に負担がかかってしまいます。

対象者の移動時には、先ほどとは逆に身長の低い人、小柄な人は自分よりも大きな人を支えることも多いためより負担が大きくなるでしょう。

 

その他

物理的な要因だけでなく、介護に関わるストレスや状況によっても腰痛を起こしたり、悪化させたりしまいます。

介護のため、仕事のために夜もゆっくり眠れないようなことが続くと次の日に注意力が低下してしまい、不注意で腰をいためてしまうことがあります。

さらに不眠やストレスはもともとあった腰痛を悪化させてしてしまう原因になるもあります。

精神的に健康でない時も腰痛の原因となるため注意が必要です。

認知症の介護の時に、腰痛を防ぐための3つの注意点

介護の姿勢、移動の際の負担、ストレスなど注意することが腰痛を起こさないようにするための方法です。

介護の際の姿勢

要介護者のベットの高さの調整、声かけなどでなるべく自分自身に負担にならないような姿勢を取るように心がけてください。

しかしどうしても中腰などの無理な体勢をとらないといけない時もあります。ただ同じ姿勢をとり続けると腰痛の原因になります。

だからできれば時々介護の合間に腰のストレッチをするように心がけましょう。

 

移動時の際の負担

介護を始めたばかり、ヘルパーになりたての頃は移動の際にどうしても力ませかにしてしまいます。

力だけでは移動はうまくいきません。

しかも力だけに頼るとどうしても腰を傷める原因になってしまいます。

だから介護の中での移動では、力より頭を使う必要があるんです。

おそらく「てこの原理」という言葉を聞いたことがあるのでは?

介護の移動の際にも相手の力、体の動きをうまく利用して、移動することが腰を痛めない方法になります。

だから介護者の負担を軽減させるためには、ボディメカニクスを理解する必要があります。(ボディメカニクス:身体力学を活用した介護技術)

認知症の介護での移動の際に必要なボディーメカニクスの方法を身につけましょう。

参考サイト

kaigoouen.net


その他

介護の仕事や家族の介護でやはりストレス、不眠はおこちがちです。

ストレス、不眠は直接腰痛の原因にはなりませんが、二次的な原因にはなってしまいます。

ストレス、不眠に注意することはなかなか難しいことです。

ただ一人で抱え込まないようにして、誰かに介護の仕事、家族の介護については相談するようにしましょう。

また個人的には不眠やストレスをとる方法としてはマインドフルネス瞑想がおすすめです。

参考サイト

マインドフルネスとは │ ヒューマンウェルネス インスティテュート

認知症の介護で腰痛をなくすには?

認知症での介護の際に腰を傷めないようにするには、やはり腰痛をおこす原因を知ることです。

おこしやすい原因を知り、注意が必要な状況をしっかり頭に入れましょう。

あとは、腰痛を減らすためには正しい知識をつけるようことも大事です。自分の腰を守るためにもしっかり勉強してください。