介護腰痛予防完全マニュアル|認知症の介護に困ったら

認知症の介護をしていて一番困るのはやはり腰痛。高齢者と言っても一人の人間を抱えるのは本当に大変です。腰痛をほっとくとあなたが動けなくなってしまいます。このサイトでは介護の際の腰痛を予防するためのさまざな方法について解説します。

介護の腰痛予防にキネステティック?ボディメカニクスとの違い

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介護をしている人の90%近くが腰痛に悩まされているいいます。

腰痛を改善させるためには、自分自身で介護の方法、体調管理を行う必要があります。

今回は介護の際の腰痛予防方法である「ボディメカニクス」とさらに「キネステティック」について解説します。

介護の腰痛を予防するキネステティックとは?

腰に負担のかかる動作が多い介護では、腰痛を予防すべく適切な介護方法が長く検討されてきました。

検討された中で考え出された「腰痛予防になる介護方法」の1つは、「ボディメカニクス」です。体の使い方、要介護者の動かし方で腰に負担がかからないようにする方法です。

また近年このボディメカニクスに加え「キネステティク」という方法も取り入れられるようになりました。

ボディメカニクスとは

まず「ボディメカニクス」とは、人が本来持っている筋肉や関節との関連性から考え出された力学的原理を利用して、対象者を動かしたり支えたりする方法です。

例えば摩擦抵抗を減らして移動に伴う負担を軽くするために対象者に手足を曲げてもらい、体をコンパクトにするという方法があります。

また重いものを受け止めたり支えたりする時には自然と膝を曲げて腰を落とし、体の重心を下の方へ持ってきていることが多いのではないでしょうか。

これもボディメカニクスの1つ、実は知らない人でも自然と応用していることが多いんですね。

ボディメカニクスの詳しい内容はこちらから

kawaiidoubutusokuhou.hatenablog.com

腰痛を予防できる新しい介護方法「キネステティック」とは?

これに対し、新たに介護の世界にも活用され始めている「キネステティク」は、「動作によるコミュニケーション」という概念からドイツで発祥したものです。

ボディメカニクスが「介助者が対象者を動かす」という側面が強いのに対して、キネステティクは「対象者が動くのを手伝う」という要素が強いという違いがあります。

身体構造の理にかなった動き方を心がけることで対象者自身が自分で動くことが可能あるいは容易になり、介助者はそれを補助することが主な役割となります。

具体例を挙げると、例えば座っている対象者を立ち上がらせる方法です。

まず介助者が対象者に向かい対象者の手を引きながら少し後退すると、対象者の重心は前に移動するため自然と足に力が入りお尻も上がります。

そのまま介助者が対象者の両手を上げると対象者が頭を上げた時に重心が足にあるため立ち上がることができるというわけです。

比較的まだ新しい分野ですが、既に看護や介護業界で注目され始めている方法です。

介護の腰痛予防に新しい介護技術に注目

どうしても介護には腰痛がつきものです。

腰を痛めてからは動けなくなってしまいます。介護の仕事お人手不足で休めないことが多く、自宅の介護は待ってはくれません。

だからしっかりと自分でコントロールして腰痛予防に励む必要があります。

ボディメカニクス」「キネステティクス」共に介護の腰痛予防には知っておきたい技術です。

興味がある人はしっかり勉強してみてください。