介護腰痛予防完全マニュアル|認知症の介護に困ったら

認知症の介護をしていて一番困るのはやはり腰痛。高齢者と言っても一人の人間を抱えるのは本当に大変です。腰痛をほっとくとあなたが動けなくなってしまいます。このサイトでは介護の際の腰痛を予防するためのさまざな方法について解説します。

介護の腰痛予防には「介護の中での作業管理」が大事!

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介護の中で腰痛は予防するしかありません。

普段から自分自身で腰を痛めないように運動したり、ストレッチをしたり、さらには腰痛ベルトなども使ってコントロールする必要があります。

最近では国の方針で介護者の腰痛を予防するために本人による介護の作業管理、そして施設側の作業管理などが注目され、色々検討されています。

介護の腰痛を予防するために覚えておきたい作業管理方法を今回は解説します。

介護の腰痛予防に知っておきたい作業管理とは?

腰痛を発症しやすい介護業務において、できるだけ腰痛を予防するための様々な提案や取り組み、「作業管理」が行われています。

作業管理と聞くと施設側の管理方法と思うかもしれませんが、施設の管理も大事ですが本人自身が介護の仕事の時にしっかりと作業管理することも重要です。

 

例えば力学を取り入れ、腰に負担がかからない作業方法を提案した「ボディメカニクス」もそのような作業管理の1つ。

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できるだけ対象者に体を近づけて作業をすることや、対象者を支えるような動作の時には足を曲げて腰を落とし重心を低くすることなどがそれにあたります。

 

介護における腰痛予防のための作業管理はボディメカニクスだけではありません。

 

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介護作業にあたって腰への負担を大きく軽減できるものに福祉機器などがあります。

介護用福祉器具を施設に導入してもらったり、介護者自身が積極的に使用することも腰痛予防の作業管理の1つです。

福祉機器と言えば基本となる車椅子や電動ベッドなどが有名です。

加えて浴槽内で座面が垂直に上下移動する入浴用リフト、座ったままベッドから車椅子へ横に滑らせて移乗させることのできるスライディングボードやスライディングマット、玄関などの段差で上下移動させることのできる「段差解消リフト」などもあります。

既に欧米では「持ち上げない介助方法」が基本になっていますが、現在の日本ではまだまだそのような設備が整っていないため、今後欧米に追いつくためにも積極的にこれらの器材を取り入れていく必要があるでしょう。

 

また、どうしても不自然な態勢となり作業をしなければいけない場合や、反復作業のような腰に負担をかける作業を行う場合には、他の作業と組合わせるなどの工夫でできるだけそのような動作が続かないようにし、適宜「腰を休ませる」ことも大切です。

介助者の方が不足しがちな現在の介護体制では休憩を取ることも忘れて業務を続けてしまいがちです。

しかし長期的視野で見れば決められた時間ごとにきちんと休憩を取り、睡眠時間もしっかり確保、休暇を取ってしっかり休むことも介護の中で腰痛を予防する作業管理に含まれるでしょう。

 

介護の中で腰痛を予防するための作業管理について解説しました。

施設側に福祉器具を導入してもらうことも大事ですが、自分自身でしっかりと腰を痛めないようにする作業管理が必要です。